外貨両替

タイバーツのお得な外貨両替はこれ!両替・外貨引出を徹底比較

【タイバーツの両替方法】国内両替と外貨引き出しのお得な使い方と注意点

タイバーツの両替方法は【両替所】と【ATM引き出し】の2つの方法があります。
両替所は国内両替所、外貨宅配、海外両替所。ATM引き出しの場合には、クレジットカードキャッシング、マルチカレンシー口座、デビットカードに分けられます。

タイバーツは同じ東南アジアの通貨の中でも比較的取り扱っている所が多く、両替所はもちろんマルチカレンシー口座での外貨引き出しも可能です。
気を付けておきたい点は、タイのATMではATM手数料とは別にATMのオーナー手数料が設定されています。

タイバーツ各両替方法のメリット・デメリット

宅配両替所(国内)
・店舗型よりレート低い
・まとまった額を両替すれば送料等無料
・事前に両替しておくと安心
・少額には適していない
・現金を持ち歩くリスク
・いますぐ必要といったニーズには対応不可
店舗型両替所(国内)
・いますぐ必要といったニーズに適してる
・事前に両替しておくと安心
・少額両替に対応
・レートが比較的悪い
・現金を持ち歩くリスク
・郊外店舗が少ない
海外両替所
・即金性に優れている
・一部地域ではかなりレートが良い場合も
・少額両替に対応
・両替所探す必要がある
・詐欺的行為を行う両替所も
・現金を持ち歩くリスク
マルチカレンシー口座
・レート的には最もお得
・多額の現金を持ち歩かなくていい
・カード払い、通貨引き出しの双方に対応
・取扱い通貨が少ない
・ATM探す必要がある
・ポストペイができない
クレジットカードキャッシング
・利息以外の手数料がない
・多額の現金を持ち歩かなくていい
・カード払い、通貨引き出しの双方に対応
・利息負担
・ATM探す必要がある
・キャッシングに対する心理的敬遠
デビットカード
・お金の管理がしやすい
・多額の現金を持ち歩かなくていい
・カード払い、通貨引き出しの双方に対応
・手数料が高い
・ATM探す必要がある
・ポストペイができない

出発前に準備しておくなら国内両替所

日本円からタイバーツへの両替のできる両替所は以下の通りです。

タイバーツ取り扱い両替所
7月の平均両替レート 受取方法 送料 支払い方法 最低注文金額
トラベレックス 1฿=4.252 宅配・店舗 1,000円
※10万円以上で無料
クレジットカード
銀行振込
代金引換
30,000円
インターバンク 1฿=3.785 宅配・店舗 ~5万円:500円
~10万円:300円
※10万円以上で無料
銀行振込
ワールドカレンシーショップ 1฿=4.234 店舗 店舗にて
※事前銀行振込可
大黒屋 1฿=4.165 店舗 店舗にて
GPA 1฿=4.174 宅配 無料 代金引換 30,000円
ドルユーロ 1฿=3.913 宅配 400円(銀行振込)
700円(代金引換)
※銀行振込で且つ10万円以上で無料
銀行振込
代金引換
30,000円
マネーバンク 1฿=3.874 宅配 無料 銀行振込
代金引換
70,000円
エクスチェンジャーズ 1฿=3.781 宅配・店舗 500円
※7万円以上で無料
銀行振込
代金引換
10000円

2022年7月の平日レートを集計し、平均レートとして最もお得だったのは「エクスチェンジャーズ」です。ほぼ僅差で「インターバンク」もお得です。

本日の外貨両替レート一覧
3月6日の外貨両替レート一覧本日(3/6)の両替所オンラインレート一覧 本日の両替所のレート一覧です。最安レートが赤色となっています。 調査時刻 ...

現地のATMで引き出す

ATMで現地通貨を引き出す場合、「クレジットカードキャッシング」、「デビットカード引き出し」「マルチカレンシー口座引き出し」の3つの方法があります。

クレジットカードキャッシング(ブランドレート×利息+ATM手数料)

クレジットカードキャッシングの場合、主にかかる費用は“利息”です。ほとんどのクレジットカードの利息は年18%ですが、20日で返済した場合の率は約0.98%です。またキャッシングの場合、ATMオーナー手数料はかかりません。

デビットカード引き出し(ブランドレート×海外事務手数料+ATM手数料)

デビットカードから現地通貨を引き出す場合、主にかかる費用は“海外事務手数料”です。海外事務手数料はカード発行会社によって異なり、1.6%~4.0%です。(海外事務手数料一覧)またほとんどのカードではATMオーナー手数料が徴収されます。(8枚同時に海外現地通貨を引き出してみた。

マルチカレンシー口座引き出し(両替時レート+ATM手数料)

マルチカレンシー口座から引き出す場合、主にかかる費用は両替時のスプレッドとATM手数料です。またほとんどのカードではATMオーナー手数料が徴収されます。

手数料的にはマルチカレンシー口座が1番お得といえますが、その反面「カードによっては別な手数料が必要」であったり、「行く国の通貨に対応していない」といったデメリットもあるため、その辺りを踏まえて解説していきます。

現地で引き出すならマルチカレンシー口座(海外ATMで現地通貨引き出し)

マルチカレンシー口座とは、1つの口座内に複数通貨の口座を持てるサービスです。
外貨預金またはそれと同じ性質を持っており、現地通貨として引き出すことができます。
メリットは、両替レートが他の両替方法より良かったり、多額の現金を持ち歩かなくて良い上、海外ATMでは現地通貨の引き出し、レストランやお店ではカードショッピングに使えます。そのため、使い方次第でポイントの二重、三重取りが可能な点にあります。

タイバーツの取り扱いのあるマルチカレンシー口座は「JALグローバルウォレット」、「WISE」、「Revolut」、「プレスティア」になります。

タイバーツの取り扱いのあるマルチカレンシー口座
海外ATM利用時の手数料 7月の平均両替レート 利用手数料/ATM手数料 オーナー手数料
JALグローバルウォレット 4.10788 200円相当(ATM手数料) 徴収される場合がある
住信SBIネット銀行 ※未対応(バーツ引き出し時はブランドレートを円貨換算した金額×2.5%)
Sony Bank WALLET ※未対応(バーツ引き出し時はVISAレートを円貨換算した金額×1.79%+ATM手数料220円)
WISE 3.80104  月2回/合計30,000円以下は無料
以後:70円+1.75%
徴収される場合がある
Revolut 3.79328 スタンダードプラン=25,000円まで無料
プレミアムプラン=50,000円まで無料
メタルプラン=100,000円まで無料
超過分は2%の手数料
徴収される場合がある
プレスティア(仲値) 3.7625 無料 徴収された場合、償還される
クレジットカードキャッシング 3.79061~3.796 利息+ATM手数料
(無料のカードもある)

レートだけで言えば「Revolut」、「プレスティア」のレートが低いです。
Revolutの場合はATM手数料無料金額の上限がある上、ATMオーナー手数料が都度徴収されるため、プレスティアの仲値レートが適用される外貨積立で事前に積み立てておくのがおすすめです。

プレスティアの外貨積立分は現地通貨としてそのまま引き出せ、ATM手数料も無料です。外貨不足分は円普通預金口座から引き落とされますが、その場合は3.0%の事務手数料が発生してしまうため、注意が必要です。

最もお得な外貨両替方法はプレスティアの外貨積立

では実際にどの方法が1番お得なのか、7月の平均レートを基準に3万バーツ獲得のための必要金額を算出してみました。尚、タイのATMの引き出し上限は1回2万バーツのため、2回引き出しをする前提で計算しています。オーナー手数料は今回計算しませんでした。

7月平均レート 手数料 必要金額
トラベレックス 4.252 条件を満たすため無料 127,560
インターバンク 3.785 条件を満たすため無料 113,550
ワールドカレンシーショップ 4.234762 条件を満たすため無料 127,042
大黒屋 4.165829 条件を満たすため無料 124,974
GPA 4.174286 条件を満たすため無料 125,228
ドルユーロ 3.913286 条件を満たすため無料 117,398
マネーバンク 3.874444 条件を満たすため無料 116,233
エクスチェンジャーズ 3.78119 条件を満たすため無料 113,435
JALグローバルウォレット 4.107886 200円相当×2=400円 123,636円
WISE 3.801045 2,135円 116,166円
Revolut 3.793285 262円~1,762円 114,073円~115,573円
プレスティア(仲値) 3.7625 0円 112,875円

最もお得だったのは「プレスティア」です。

タイバーツでカード払い

タイでのクレジットカード利用はRevolutもしくはIDAREがおすすめです。
Revolut内で事前に両替しておけば海外事務手数料がかかりません。またIDAREは海外事務手数料が無料です。
レート的にRevolutの方が優位性がありますが、Revolutへのチャージは銀行振込(楽天銀行宛)もしくはVISAデビットカード以外のチャージだと手数料がかかります。反面IDAREは様々なクレジットカードからチャージできます。

Revolutカードは海外渡航者必須の決済サービス!メリット・デメリットまとめ
Revolutカードは海外渡航者必須の決済サービス!メリット・デメリットまとめRevolutカードは海外渡航者必須の決済サービス!メリット・デメリットまとめ Revolutカードは英国発祥の金融サービスです。 ...

タイバーツのお得な外貨両替まとめ

タイバーツのお得な両替方法のまとめ

現地通貨獲得はプレスティアの外貨積立が最も費用を抑えられる。(ただしプレスティアの通常の外貨購入はレート悪いので使わないように)

事前に両替しておく場合は「インターバンク」、「エクスチェンジャーズ」で最低送料がかからない額を両替しておくといい。

・タイでのカード払いであれば、Revolutがへレートも低い上、海外事務手数料も無料。※Revolutは土日レートが悪くなるので両替は必ず平日におこなう)もしくはIDARE(イデア)カードも海外事務手数料が無料。クレジットカードであれば最低でも還元率1.5%以上あるカードで払いたい。

・デビットカードは外貨全般おすすめできない。ほとんどのデビットカードの海外事務手数料がクレジットカードより高いため、デビットカード払いならクレジットカード同様にデビットカードからRevolutへチャージして使うのがおすすめ。

デビットカード マレーシア リンギット引き出し
8枚同時に海外現地通貨を引き出してみた。最もお得なデビットカードは?デビットカード8枚で海外現地通貨引き出しを徹底比較! デビットカードは口座残高の範囲内で海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます...

タイ旅行におすめのSIM

タイ プリペイドSIM(AIS)
お持ちの携帯電話のSIMを入れ替えて使うタイプです。
タイのAISという日本でいうdocomoの回線が使え、7日プラン(無制限)、8日プラン(15GB)、16日プラン(15GB)と滞在日数に応じて選べます。またAISのSIMであればテザリングもできます。
項目名
タイプ プリペイド(使い捨て)SIM
費用 8日間(15GB)620円
容量 15GB

公式ページ

ahamo
docomoが展開するahamoであれば追加料金不要で20GBまで利用可能です。
普段ahamoを使っていればSIMの入れ替えも不要でタイについた瞬間から使うことができます。
(※大盛りオプション加入中の場合でも、海外での月間利用可能データ量は20GBとなります)
項目名
タイプ SIM
費用 月2,970円~
容量 20GB

公式ページ

Rakuten UN-LIMIT
Rakuten UN-LIMITも追加料金不要で2GBまで無料で利用可能です。
データ容量を追加する場合は500円(1GB)でデータチャージができます。
項目名
タイプ SIM
費用 1,078円~
容量 2GB

公式ページ