【2023年版】海外キャッシングでおすすめのクレジットカード
海外でのクレジットカードの利用法の1つとしてキャッシングがあります。
キャッシングとなると利息が高そうとか、心理的な抵抗感ありますが実は結構お得な現地通貨獲得方法です。
クレジットカードで買い物をすると1.6~2.2%程度の海外事務手数料が発生します。
しかしキャッシングであれば海外事務手数料が発生せず基本的には利息のみとなります。
ほとんどのクレジットカードのキャッシング利息は18%(年)のところが多いため、10日で返済した場合の利息は約0.5%、20日後に返済した場合で約0.98%です。
クレジットカードの買い物利用が1.6~2.2%程度の海外事務手数料が発生するのに対し、現地通貨でキャッシングし、買い物をして20日以内に返済すればおおよそ1.0%以内の利息だけでおさまるわけです。
クレジットカードショッピング(海外) | ブランドレート×1.6~2.2%程度の手数料 |
デビットカード | ブランドレート×1.6~3.0%程度の手数料 |
マルチカレンシー口座 | 無料~2.0%の手数料(対象通貨が少ない) |
クレジットカード キャッシング | 利息 |
海外キャッシングで使えるクレジットカードの選び方
すべてのクレジットカードがキャッシングに適している訳ではありません。
選び方のポイントは
①返済が簡単(電話不要)
②ATM手数料が無料
③利用確定が速い
返済が簡単
キャッシングメリットの前提として早く返済し利息負担を抑える必要があります。
逆に返済が遅れて利息が膨らんでしまうとメリットがなくなります。
ほとんどのクレジットカードでは、海外キャッシング分の事前返済するためにカード会社に電話して事前返済の旨を告げた上で振込先の口座と金額を案内してもらう必要があります。となると、海外旅行中の日本国内への電話はハードルが高く、帰国後の返済となってしまう上、お使いの銀行によっては振込手数料も発生してしまいます。
しかし一部のクレジットカード会社であればインターネットから返済が可能な上、ペイジーを使ってネットバンキングやスマホから手数料無料で返済が可能です。
ATM手数料が無料
一部クレジットカードでは海外キャッシング時に110円~220円のATM手数料が発生します。
微々たる金額かもしれませんが、例えば10000円分の外貨を引き出した際に110円取られてしまうと手数料1%となるため、キャッシングメリットが薄れてしまいます。
できるだけATM手数料無料のカードを選ぶようにしましょう。
利用確定が早い
キャッシング利用分を返済できるようになるには、利用した事実が明細に上がってくる必要があります。これはクレジットカード会社によってタイムラグがあり、早い会社だと即日、遅い会社だと5日程度要する場合があります。その間にも利息は発生してしまうため、利用確定が早いカード会社を選んだ方が得策といえます。
上記の条件を満たしたクレジットカードを紹介します。
海外キャッシングでおすすめのクレジットカード
Pay-easy(ペイジー)を使ってネット返済が即日可能で且つATM手数料も無料、世界中どこでも使えるMastercardブランドとキャッシングに必要な要素をすべて揃えたクレジットカードです。また本来はカードローンということもあり、限度額によっては他社のキャッシング利息より年利が低くなりやすいです。
デメリットはショッピング還元率が0.25%となっているため、買い物には適していません。
項目名 | |
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年会費 | 無料 |
ATM手数料 | 無料 |
キャッシング金利 | 3.00%~18.00% |
セディナカードから発行されたクレジットカードであればPay-easy(ペイジー)を使ってネット返済が可能です。
デメリットは、セディナカードは利用確定までが遅く約3~5日程度要します。
しかしATM手数料も無料でVISA、Mastercard、JCBブランドも選べる上に、海外ショッピングの還元率は0.75%となるため、ショッピング利用にも適しています。
項目名 | |
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年会費 | カードによる |
ATM手数料 | 無料 |
キャッシング金利 | – |
ただ上記2枚とは異なり、繰上返済予約後に指定口座(三菱UFJ銀行)宛に振り込む必要があります。
しかしJCBが発行するカードはATM手数料で且つ利用確定までが早いため、安定の海外キャッシングカードといえます。
※JCBが発行するカードに限られます。楽天カード(JCB)など別のカード会社が発行するJCBカードなどMyJCBが使えないカードは条件が異なります。
項目名 | |
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年会費 | カードによる |
ATM手数料 | 無料 |
項目名 | – |
「ACマスターカード」、「セディナカード」のネット返済に必要なのは、ペイジー払い込みに対応した銀行口座です。意外にもネット銀行は対応している銀行が少なめで住信SBIネット銀行は払い込みできません。またペイジー対応銀行であってもカード会社によって対応していない場合があります。