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JAL Global WALLETの使い方、メリット、デメリットを解説!

JAL Global WALLETの使い方、メリット、デメリットを解説!

JAL Global WALLETの使い方、メリット、デメリット

JAL Global WALLET(以後:JGW)はマルチカレンシー口座に対応したMastercardブランドのプリペイドカードです。世界中のMastercard加盟店で使え、最大の特徴はJGWの利用でJALのマイルが貯まります。

JAL Global WALLET
カードブランド Mastercard
取り扱い通貨数 14通貨
米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、スイスフラン(CHF)、香港ドル(HKD)、カナダドル(CAD)、中国元(CNH)、韓国ウォン(KRW)、台湾ドル(TWD)、シンガポールドル(SGD)、タイバーツ(THB)、マレーシアリンギット(MYR)
海外ATM手数料 取り扱い通貨の場合:200円相当額(非課税)
米ドル=1.8$
ユーロ=1.5€
ポンド=1.4£
スイスフラン=1.8Fr
豪ドル=2.4A$
NZドル=2.6NZ$
カナダドル=2.3C$
香港ドル=14.0HK$
タイバーツ=58.0฿
シンガポールドル=2.4S$
マレーシアリンギット=7.4RM
中国元=12.0¥

台湾ドル=54.0NT$
韓国ウォン=2.000₩
取扱い通貨以外の場合:200円(非課税)
チャージ方法 ・JAL NEOBANK・住信SBIネット銀行口座振替チャージ
・マイルチャージ
・銀行振込
・インターネットバンキング
マイルサービス ・ショッピング+ATMコースの場合:
両替/1,000円=7マイル、ショッピング/200円(税込)=1マイル
・ショッピング専用コースの場合:
両替/1,000円=5マイル、ショッピング/200円(税込)=1マイル

JAL Global WALLET対応通貨

JGWの対応通貨は全部で14通貨です。
他のマルチカレンシー口座では取り扱いのない台湾ドルも取り扱っています。

米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、スイスフラン(CHF)、香港ドル(HKD)、カナダドル(CAD)、中国元(CNH)、韓国ウォン(KRW)、台湾ドル(TWD)、シンガポールドル(SGD)、タイバーツ(THB)、マレーシアリンギット(MYR)

ただ最大のデメリットとしてJGW自体の両替レートはかなり悪いです。
よって、以下の7通貨はJAL NEOBANKをはじめ、住信SBIネット銀行で両替した外貨をJGWへチャージできるため、外貨の利用はこのルート利用一択です。

米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、スイスフラン(CHF)、香港ドル(HKD)

2023/3/27 10:00レート JGWの両替レート JAL NEOBANKの両替レート
米ドル(USD) 133.279 130.82
ユーロ(EUR) 143.997 140.91
英ポンド(GBP) 170.513 160.25
豪ドル(AUD) 93.4820 87.14
NZドル(NZD) 88.0750 81.35
スイスフラン(CHF) 147.261 142.44
香港ドル(HKD) 17.4513 16.71

上記7通貨をJAL NEOBANKなど住信SBIネット銀行で両替

JAL NEOBANKなど住信SBIネット銀行をJGWに紐づけ

チャージしたい通貨を選択しチャージ

上記方法であれば、通貨は絞られてしまいますが使い勝手良くなります。
またJAL NEOBANKの他、住信SBIネット銀行、住信SBIネット銀行がシステムを提供するNEO BANKシリーズなら紐づけができます。

ただし両替マイルは貯まらなくなりますので注意が必要です。

JAL Global WALLETのメリット

JAL Global WALLETのメリットをまとめると

JAL Global WALLETメリット

・利用、両替でJALのマイルが貯まる
・JALNEOBANKで両替した通貨を現地で引き出せる
・キャンペーンが多い

利用、両替でJALのマイルが貯まる

世界中のMastercard加盟店でショッピング利用200円につき1マイル貯まります。こちらは還元率0.5%となるため、JALカードと比較して遜色ない還元率といえます。
さらに、日本円からJGWが取り扱う14通貨に両替した場合、1,000円=5~7マイル貯まります。

JALNEOBANKで両替した通貨を現地で引き出せる

JGW自体の両替レートは高めですが、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、豪ドル(AUD)、NZドル(NZD)、スイスフラン(CHF)、香港ドル(HKD)に関してはJAL NEOBANKで両替した通貨をJGWへチャージさせて、現地ATMから引き出すことができます。JAL NEOBANKの両替レートは住信SBIネット銀行と外貨預金レートと同一のため、対象通貨であればまずはJAL NEOBANKで両替した上でJGWへチャージした方がお得です。さらに住信SBIネット銀行のマルチカレンシー口座は米ドルの引き出しにしか対応していませんが、JAL NEOBANKとJGWを使えば前述した米ドル以外の通貨も外貨預金のレートで両替、引き出すことができます。

またJAL NEOBANKは住信SBIネット銀行口座との併用が可能です。住信SBIネット銀行からJAL NEOBANKへの振込手数料は無料のため、住信SBIネット銀行をメインで使いつつ、必要であればJAL NEOBANKへ振込入金して両替やJGWへのチャージを機動的におこなうことができます。さらにJAL NEOBANKはATM無料回数、他行宛振込手数料が毎月5回まで無料なため、万が一住信SBIネット銀行の無料回数が超過しても、JAL NEOBANKへ資金移動して引き出し、振込を行うことで手数料無料回数の総数を実質的に増やすこともできます。

キャンペーンが多い

さらにほかのプリペイドカードに比べてキャンペーンも豊富です。
実際2022年1月31日までは国内ショッピング3倍キャンペーンと利用200円につき3マイルもらえるキャンペーンが実施されていました。

JAL Global WALLETのデメリット

逆にJAL Global WALLETのデメリットをあげると

JAL Global WALLETデメリット

・JGW内の両替レートは悪い
・使えない店がある

JGW内の両替レートは悪い

やはりデメリットとしてはJGW内での両替レートが悪いという点です。
よって対応通貨であれば、JAL NEOBANKで両替し、チャージした方が断然お得です。

使えない店がある

またJAL Global WALLETは他のカードに比べて使えないお店が多い印象です。
店舗自体は問題ありませんが、オンラインでの決済で弾かれてしまうケースが稀にあります。例えば身近なケースで「ほっともっとグリル」の持ち帰り用のオンライン予約で決済した際に「利用不可加盟店エラー」ということでJGWで決済できませんでした。元々住信SBIネット銀行のデビットカード自体が同様に厳しめでその影響を受けていると思われます。
「利用不可加盟店エラー」となるとその店ではJGWは利用不可のため、別なカードや決済方法で支払う必要があります。

 

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