デビットカード 海外 手数料 比較
デビットカードは口座残高の範囲内で海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
クレジットカードキャッシングとの違いは、クレジットカードキャッシングの場合「利息+ATM手数料」に対しデビットカードは「海外事務手数料+ATM手数料」が発生します。
マルチカレンシー機能付きのデビットカードであれば、海外事務手数料が不要もしくは低く設定されており、他のデビットカードに比べて無駄な手数料なく海外ATMで引き出すことができます。
デビットカードの海外事務手数料・ATM手数料
デビットカードの海外事務手数料とATM手数料の一覧です。
カード会社/カードブランド | 年会費 | 海外事務手数料 | 海外ATM手数料 |
Sony Bank WALLET | 無料 | ブランドレート×1.79% | 無料 ※円預金から引き出しの場合は220円 |
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET | |||
タカシマヤプラチナデビットカード | 33,000円 | 220円 ※月5回までキャッシュバック |
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楽天銀行デビットカード | 無料(一部有料) | ブランドレート×3.08% | 無料 |
三菱UFJデビット(JCB) | 無料 | ブランドレート×4.65% | 110円 |
三菱UFJデビット(VISA) | 無料 | ブランドレート×3.05% | 110円 |
SMBCデビット | 無料 | ブランドレート×3.05% | 110円 |
みずほJCBデビット | 無料 | ブランドレート×3.04% | 不明 |
りそなデビットカード | 無料 | ブランドレート×2.05% | 不明 |
りそなデビットカード〈JMB〉 | 1,100円 ※初年度無料 ※年1回の利用で無料 |
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PayPay銀行VISAデビットカード | 無料 | ブランドレート×3.08% | 無料 |
ミライノデビット | 無料 | ブランドレート×2.50% | 無料 |
GMOあおぞら銀行デビットカード | 無料 | ブランドレート×3.08% | 不明 |
あおぞらキャッシュカード・プラス | 無料 | ブランドレート×2.62% | 220円 |
イオンデビットカード(VISA) | 無料 | ブランドレート×1.60% | 220円 |
イオンデビットカード(JCB) | |||
セブン銀行 デビット付きキャッシュカード | 無料 | ブランドレート×3.00% | 110円 |
ゆうちょデビット | 無料 | ブランドレート×4.00% | 110円 |
スルガ銀行VISAデビット | 無料 | ブランドレート×3.00% | 220円 |
VISAデビット Tカード | |||
リクルートポイント付きVISAデビットカード | |||
Financial Pass VISデビットカード | |||
プレスティア GLOBAL PASS | 2,200円/月 ※無料条件有 |
外貨預金利用時=0% 上記以外=ブランドレート×3.00% |
無料 |
Wiseデビットカード | 無料 | 両替手数料のみ (※通貨によって異なる) |
月2回,合計30,000以下は無料 以後:70円+1.75% |
Revolutカード | スタンダード会員=無料 プレミアム会員=980円/月 メタル会員=1,980円/月 |
両替手数料のみ (※通貨によって異なる) |
スタンダードプラン=25,000円まで無料 プレミアムプラン=50,000円まで無料 メタルプラン=100,000円まで無料 超過分は2%の手数料 |
海外事務手数料は「イオンデビットカード」が1.6%、次いで「Sony Bank WALLET」が1.79%と低いです。その他ほとんどのデビットカードの3~4%です。
この2枚が本当にレート低い点は実証済みです。
少額出金の場合、引き出し額に対してのATM手数料比率が上がってしまうため、ATM手数料無料のデビットカードがお得です。反面高額出金となると、ATM手数料比率下がるため海外事務手数料の安いカードがお得となります。
マルチカレンシー機能のあるデビットカード
マルチカレンシー口座機能のあるデビットカード、プリペイドカードも存在します。
マルチカレンシーとは1つのアカウント内に複数通貨の口座を持てるサービスです。
通常デビットカードで現地ATMにて現地通貨を引き出す際は、円預金からの引き出しとなるため、「ブランドレート×手数料」の円換算額が口座から引き落とされ手数料が割高になりがちです。
マルチカレンシー口座の場合、外貨預金から引き落とされるため、海外事務手数料が無料もしくは低く、且つ外貨預金レートとなるため、カードブランドレートより低く抑えられるのが特徴です。
マルチカレンシー機能のあるデビットカード | |||
カード会社/カードブランド | 年会費 | 海外事務手数料 (外貨預金引き出し時) |
海外ATM手数料 |
Sony Bank WALLET | 無料 | 1.79% | 無料 ※円預金から引き出しの場合は220円 |
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET | |||
タカシマヤプラチナデビットカード | 33,000円 | 220円 ※月5回までキャッシュバック |
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住信SBIネット銀行デビットカード | 無料 | 2.50% ※後日全額ポイントバック |
無料 |
JALグローバルウォレット | 無料 | 0% | 200円相当額 |
プレスティア GLOBAL PASS | 2,200円/月 ※無料条件有 |
0% | 無料 |
Wiseデビットカード | 無料 | 0% | 月2回,合計30,000以下は無料 以後:70円+1.75% |
Revolutカード | スタンダード会員=無料 プレミアム会員=980円/月 メタル会員=1,980円/月 |
0% | スタンダードプラン=25,000円まで無料 プレミアムプラン=50,000円まで無料 メタルプラン=100,000円まで無料 超過分は2%の手数料 |
マルチカレンシー口座から現地通貨を引き出すには、事前に引き出す分の外貨を預けておく必要があります。
ただしマイナー通貨の場合は取り扱いがないため、その場合はデビットカード同様に円貨からの引き出しになるため、海外事務手数料が発生します。事前に取り扱いがあるか確認しておきましょう。
取扱い通貨 | |||||||
JALグローバル ウォレット |
住信SBI ネット銀行 |
ソニー銀行 | WISE | Revolut | プレスティア | ||
米ドル | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ユーロ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
英ポンド | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
中国元 | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ○ | |
韓国ウォン | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ✕ | |
香港ドル | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
台湾ドル | ○ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | |
カナダドル | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
オーストラリアドル | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
タイバーツ | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ○ | |
シンガポールドル | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ○ | |
フィリピンペソ | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ✕ | |
インドネシアルピア | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ | |
ベトナムドン | ✕ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ | |
マレーシアリンギット | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
△=住信SBIネット銀行のデビットカードの外貨預金部分の引き出しは米ドルのみ対応していますが、△の通貨はJALグローバルウォレットへチャージすることで、JALグローバルウォレットのカードから引き出すことができます。
対応していない通貨の国へ渡航される場合はクレジットカードやデビットカードを併用しましょう。
現地通貨引き出しにおすすめのカード
国にマルチカレンシー機能を使える・使えないがあるため一概には言えませんが、レートが低い順にすると以下の通りです。
外貨預金利用分に関しては海外事務手数料が不要な上、外貨積立であれば積立日の仲値で積立が可能です。過去レートをご覧いただければわかりますが、その日の両替レートの最安といっていいレートです。またATM手数料等一切無料でオーナー手数料が徴収されてしまった場合でも償還されます。デメリットは取り扱い通貨以外で利用すると他のデビットカードと変わらず3.00%がかかります。よって「取り扱い通貨」を「外貨積立」で調達するのが前提となります。
口座維持手数料が毎月2,200円と高額に感じますが、こちらは毎月10,000円以上外貨積立を行うことで無料にできます。
項目名 | |
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年会費 | 2,200円/月(※無料条件有) |
対応通貨数 | 17通貨 |
入金方法 | 口座へ入金 |
2022年辺りまではそこまで良いレートではありませんでしたが2023年に入ってからレートが目に見えて改善し、日や時間帯によっては最安となることもあります。
唯一デメリットが、外貨預金部分の引き出しも1.79%の手数料が発生してしまうため、メリットが優秀な外貨預金レートといったところです。
項目名 | |
---|---|
年会費 | 無料(タカシマヤプラチナデビットカードは33,000円) |
対応通貨数 | 10通貨 |
入金方法 | 口座へ入金 |
さらに、現地通貨引き出し同様に事前にアプリ内で両替しておけば、海外事務手数料がかからずカードショッピングができます。Metalプランであればショッピング利用分の1%がキャッシュバックされるため、使い方によってはポイントの二重取りも可能です。
デメリットは現地通貨引き出しの手数料無料となる限度額が少なく、超過した際の手数料も高いため、ATM利用は無料の範囲におさめてカードでの支払いに特化させた方が良いです。また土日の両替レートは割高となるため、Revolutでの両替は平日におこないましょう。
項目名 | |
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年会費 | スタンダード:無料、プレミアム:980円(月)、メタル:1,980円(月) |
対応通貨数 | 23通貨 |
入金方法 | 銀行振込、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード(一部利用不可のカードがあります) |